皆さんは1日に何回、歯磨きをされていらっしゃいますか。歯磨きはもちろん、お食事の前食後に行うことが望ましいと言われておりますが、最も大切な歯磨きの時間は、就寝前であると言われております。皆さんが寝ている間には、唾液の分泌が弱まることから、口内環境が崩れやすくなるなどとも言われております。ですからおやすみ前にしっかりとデンタルケアを行っておくことで、翌日まで口内環境を維持するためのケアが必要となってくるようです。現代人は何かと忙しく、歯磨きをする時間も惜しいなどと考える方もいらっしゃるようですが、出勤に忙しい朝や日中のランチ後、お仕事の真っ最中でなかなか歯磨きのできない方もいらっしゃると思われます。そういった忙しい現代人にとっては、何よりも夜寝る前の歯磨きが大切になってきます。厚生労働省から出されている「8020(ハチマルニイマル)運動」は、八十歳で20本の歯を残すなどといったスローガンを掲げておりますが、実際に皆さんの健康な歯が20本の残っていれば、おおよその食べ物を自分自身の歯で咀嚼して食べることができるなどと考えられているようです。「自分の健康は、自分で守る」とともに、「自分の歯は、自分で守る」といったような意識を一人ひとりが持つことがが健康を維持していく上では最も大切なことなのではないでしょうか。毎日のデンタルケアとともに、定期的な歯科検診を受けることで80歳まで健康な歯を20本維持できるように、毎日欠かさず大切な歯のケアを行っていきましょう。忙しい方は、何よりもお休み前のデンタルケアを集中的に行ってみましょう。