歯科にも人間ドックがあるというのはご存知でしょうか。「歯の健康は全身の健康に深くつながっている」というのに、一般の人間ドックには歯科の検査が入っていません。
しかし、歯科を加えた新しい医療体系を考え、「口腔内から全身を診る」、全身の健康の為の歯科を考えようという事で1998年に日本歯科人間ドック学会が発足され翌年から歯科人間ドックがスタートしたというわけです。
学会の目的は、「受診者と医療側が強力して、一生にわたる心身の健康に役立つ、理想の歯科医療を実現」する事です。 全身の健康と歯の健康という深い関わりは、今では広く知られています。
歯科人間ドックは歯・歯周組織・舌・唾液・粘膜など口の中の現在の状況を調べる事で、虫歯・歯周病の原因菌の有無は勿論、口腔内細菌の種類や量を知る事が出来ます。