痛みが無くても虫歯の状態が悪くなってしまっている事は多い。確認してみて、虫歯がよくない状況になってしまっている場合には早めに歯科医院に行くことがいいだろう。
神経の近くに達する虫歯などは、歯の間の部分に少し黒っぽい変色が見えることがある。このように歯の内部から変色してきたような場合は、虫歯が深くまで進行している可能性があるため、しっかりと観察してみることが必要だ。
熱いものや冷たいもので刺激をして痛みを感じる場合や、歯に穴があいている場合、虫歯の穴に詰め物をして埋めておけば落ち着くことが多い。ただし、そのまま放置しておくと虫歯が進行し、歯の神経まで感染して強い痛みになる場合がある。また、詰め物が外れた場合も、虫歯同様の痛みを感じる場合があるので気をつけよう。
歯と歯の間だけの虫歯や、虫歯の範囲が歯の幅の約3分の1程度の小さな虫歯の場合であれば歯を最小限に削り、レジンというプラスチックの樹脂を詰める治療をすることになる。レジンというものは白色の粘土状のような物質で、光を当てて固める。歯の色に合わせて数種類の色がある。
そして虫歯の部分が肥大化してしまうと歯を削る量が増し、残っている歯が薄くなってしまう。噛む力がかかってしまった場合に、歯がたわんでしまったり、折れてしまうことがある。虫歯を削った後に残った歯が薄くなってしまった場合は、歯の薄くなってしまった部分も被せ物で覆うことが必要になる。虫歯治療に関しては虫歯の範囲によって、歯を覆う範囲が変わり、治療の方法や料金も変ってきてしまう。歯の神経まで虫歯が進行してしまっている場合には、歯の神経の治療を行わなければならないことになってしまうので気をつけよう。

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虫歯の治療 その3
投稿日:2019年1月29日 更新日:
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